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ヤマハ発動機が東日本大震災の津波により流出したマリンジェット(水上オートバイ)を修復、企業ミュージアム「コミュニケーションプラザ」で2月3日から展示。

 ヤマハ発動機は、東日本大震災の津波で流出し、当社で修復したマリンジェット(水上オートバイ)を、企業ミュージアム「コミュニケーションプラザ(静岡県磐田市)」で2月3日から展示します。

 このマリンジェットは2011年3月11日に発生した東日本大震災による津波で福島県大熊町から流出した「MJ-700TZ」で、約3年後の2014年5月21日に日本から約5,000km離れた太平洋のジョンストン環礁で発見されました。
 その後、福島県立いわき海星高校の実習船「福島丸」によって日本に届けられたものを、「絆プロジェクト」として、当社の有志メンバーが修復したものです。
 修復したマリンジェットは、流出から4年9ヶ月後の2015年12月20日に福島県いわき市在住のオーナー・松永友宗さんに返還されましたが、ご厚意により今春まで当館で展示することとなりました。

 「絆プロジェクト」は、マリンジェットが発見されたことを知った松永さんから「3年もの間、船体を残しながら沈まずに太平洋の島に漂着したことに驚き、感動し、メーカーの研究や開発に役立てられないか。」と連絡を受けた当社が、復興のさなかにある被災地に勇気を与えたいと願いスタートした震災復興支援プロジェクトです。

 新品のように復元されたマリンジェットは全長2.43m。この小さなマリンジェットにはオーナーの松永さんをはじめ、多くの人々の被災地復興への願いが込められています。


[ヤマハコミュニケーションプラザ情報]
 http://global.yamaha-motor.com/jp/showroom/cp/

[問い合わせ先]
 ヤマハコミュニケーションプラザtel:0538-33-2520 
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