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470級ジュニア世界選手権大会、日本人選手が大活躍
ヤマハの高山大智は3位入賞!

■日本勢の活躍
 6月22日から27日にかけて、ドイツのキールにおいて開催されていた「470級ジュニア世界選手権大会(470 Junior World Chanpionships)」は、日本代表の岡田奎樹(早稲田大学)/木村直矢(日本大学)組が見事に優勝し、日本人男子としては初の金メダルを獲得。また、昨年の470級全日本選手権大会に続き、高柳彬(日本経済大学)と組んで出場したヤマハセーリングチームの高山大智も3位に入賞する活躍を見せました。
 全5レースが行われた予選レースで、高山大智/高柳彬は第5レースでトップフィニッシュを飾るなど、7位の成績でゴールドフリートレース(メダルレース)へ進出。ここでも最終第5レースでトップフィニッシュをとるなど6位を維持。尻上がりに調子を上げていくなか、ポイントが倍となる最終のメダルレースでは2位でフィニッシュし、総合3位という成績を収めました。
 今大会は全日程を通じて風速、風向の変わりやすい、いわゆる“シフティ”なコンディション。特に強風域で抜群のセンスを発揮する高山大智にとっては苦戦も予想されましたが、それを克服し、かつ得意の強風となったゴールドフリートの最終レースでは世界のセーラーを圧倒してトップフィニッシュを果たすなど見事な入賞でした。
 470級ジュニア世界選手権大会は五輪種目でもある470級を使用したユース世代のセーラーによるヨットレース。今大会には地元のドイツ、470級の故郷でもあるフランス、さらにイギリス、スペイン、オーストラリア、ニュージーランドなど22カ国から男子50組、女子30組の選手が出場。日本からは男子3組、女子2組が出場していました。

■Rev's YAMAHA Sailing Team 高山選手コメント
2015年、470級よりも一回り小さな2人乗りのヨット「420級」の世界選手権にスキッパーとして出場し、世界チャンピオンとなったレブズ・ヤマハ・セーリングチームの高山大智選手。今回の470級ジュニア世界選手権大会では「優勝」という目標に届かなかったものの、「海外の同世代の競合選手とのレースによって自分自身のスキルアップが果たせました。良い経験ができたと思います」と前向きだ。優勝は今後もライバルとして闘うことになる日本チームが獲得した。
 「ボートスピードでは勝っていたのですが、シフティなコンディションの中で、優勝したチームの方が風を読む力に優れていたのだと思います。大会で感じた課題は海面状況を利用したストラテジィーを磨くこと。11月の全日本選手権ではさらに上位を目差します」

[この件に関する問い合わせ先]
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
Tel.0538-32-1145

関連URL:http://www.jsaf.or.jp/hp/

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