日本発の海底探査チーム「Team KUROSHIO」Shell Ocean Discovery XPRIZE 決勝進出決定について
自律型の海中探査ロボットを用いた深海海底マッピングの精度やスピードを競う国際コンペティション「Shell Ocean Discovery XPRIZE」を主催するXPRIZE財団は、2018年3月7日、「Round1 技術評価試験」の結果を発表し、ヤマハ発動機が参画・支援する「Team KUROSHIO(チームクロシオ)」は、2018年10月に行われる「Round2 実海域競技(決勝)」へ進出することとなりました。
(Team KUROSHIO 公式動画)深海4,000mへの挑戦 Round 1
https://youtu.be/_X7oA8F_N80
Shell Ocean Discovery XPIRZEは「技術提案審査」「Round1 技術評価試験」「Round2 実海域競技」という3つの関門で構成され、「Team KUROSHIO」は2017年2月に「技術提案審査」を通過し、2018年1月に「Round1 技術評価試験」を受験していました。
「Team KUROSHIO」は、3月15日に英国ロンドンで開催される世界的な海洋科学技術の国際会議"Oceanology International"の"Catch the Next Wave"セッションにおいて、XPRIZE財団よりファイナリストとしての表彰を受ける予定です。
「Team KUROSHIO」は現在、2018年10月に開催されるRound2 実海域競技に向けて、機器の改造ならびに信頼性向上のための技術開発などに取り組んでいます。
■Team KUROSHIO
日本の産・学・官の連携によるオール・ジャパンチーム。海洋研究開発機構(JAMSTEC)、東京大学生産技術研究所、九州工業大学、海上・港湾・航空技術研究所、三井造船、日本海洋事業、KDDI総合研究所、ヤマハ発動機に所属する若手研究者、海洋技術の専門家らが結集し、海洋国家の威信を賭けてShell Ocean Discovery XPRIZEにエントリーしています。
ヤマハ発動機は、技術者の派遣やマリン事業・無人機事業での知見等を通じて、Team KUROSHIOのチャレンジを応援しています。
(公式ウェブサイト)https://team-kuroshio.jp/
■Shell Ocean Discovery 概要
▼目標
500km2の海底マッピング(解像度:水平5 m、垂直50cm以上)の実現
▼主なルール
・支援母船を用いない等、海域に人が立ち入らない(海域へのロボットの展開・回収含む)
・機材の持込みは40feetコンテナ1つまで
・調査後48時間以内での海底地形図の作成及び提出
▼賞金総額
700万米ドル(約8億円)
▼コンペティション内容
Shell Ocean Discovery XPRIZEでは下記の2ラウンドで海底マッピング技術を競う
1:Round1 技術評価試験(2018年1月実施)
・高速かつ広域での海底探査に必要な11項目の技術に関する評価試験
2:Round2 実海域競技(2018年10-11月開催)
・水深4,000mで24時間以内に最低250km2以上の海底マップ構築
・海底ターゲットの写真撮影(10枚)
▼Shell Ocean Discovery XPRIZEのスケジュール
2015年12月 開催公表
2016年6月 ルール公開
2016年9月 参加チーム登録〆切(エントリー:32チーム)
2017年2月 Round1 参加チーム公表(21チーム)
2018年3月 Round2 参加チーム公表(9チーム)
2018年10月-11月 Round2 競技実施
2018年12月 結果発表
(公式ウェブサイト)https://oceandiscovery.xprize.org/
(Team KUROSHIO 公式動画)深海4,000mへの挑戦 Round 1
https://youtu.be/_X7oA8F_N80
Shell Ocean Discovery XPIRZEは「技術提案審査」「Round1 技術評価試験」「Round2 実海域競技」という3つの関門で構成され、「Team KUROSHIO」は2017年2月に「技術提案審査」を通過し、2018年1月に「Round1 技術評価試験」を受験していました。
「Team KUROSHIO」は、3月15日に英国ロンドンで開催される世界的な海洋科学技術の国際会議"Oceanology International"の"Catch the Next Wave"セッションにおいて、XPRIZE財団よりファイナリストとしての表彰を受ける予定です。
「Team KUROSHIO」は現在、2018年10月に開催されるRound2 実海域競技に向けて、機器の改造ならびに信頼性向上のための技術開発などに取り組んでいます。
■Team KUROSHIO
日本の産・学・官の連携によるオール・ジャパンチーム。海洋研究開発機構(JAMSTEC)、東京大学生産技術研究所、九州工業大学、海上・港湾・航空技術研究所、三井造船、日本海洋事業、KDDI総合研究所、ヤマハ発動機に所属する若手研究者、海洋技術の専門家らが結集し、海洋国家の威信を賭けてShell Ocean Discovery XPRIZEにエントリーしています。
ヤマハ発動機は、技術者の派遣やマリン事業・無人機事業での知見等を通じて、Team KUROSHIOのチャレンジを応援しています。
(公式ウェブサイト)https://team-kuroshio.jp/
■Shell Ocean Discovery 概要
▼目標
500km2の海底マッピング(解像度:水平5 m、垂直50cm以上)の実現
▼主なルール
・支援母船を用いない等、海域に人が立ち入らない(海域へのロボットの展開・回収含む)
・機材の持込みは40feetコンテナ1つまで
・調査後48時間以内での海底地形図の作成及び提出
▼賞金総額
700万米ドル(約8億円)
▼コンペティション内容
Shell Ocean Discovery XPRIZEでは下記の2ラウンドで海底マッピング技術を競う
1:Round1 技術評価試験(2018年1月実施)
・高速かつ広域での海底探査に必要な11項目の技術に関する評価試験
2:Round2 実海域競技(2018年10-11月開催)
・水深4,000mで24時間以内に最低250km2以上の海底マップ構築
・海底ターゲットの写真撮影(10枚)
▼Shell Ocean Discovery XPRIZEのスケジュール
2015年12月 開催公表
2016年6月 ルール公開
2016年9月 参加チーム登録〆切(エントリー:32チーム)
2017年2月 Round1 参加チーム公表(21チーム)
2018年3月 Round2 参加チーム公表(9チーム)
2018年10月-11月 Round2 競技実施
2018年12月 結果発表
(公式ウェブサイト)https://oceandiscovery.xprize.org/