ヤマハ発動機が出資し、沖縄県北谷町で「美浜シャトルカート」の運行事業に参画
～自動走行車で観光地を巡りませんか？～
ヤマハ発動機株式会社は、このたび、北谷タウンマネジメント＆モビリティサービス 合同会社（本社:沖縄県中頭郡北谷町、代表者 宮城 匠)に出資しました。この連携を通じて、その他の出資パートナーとともに北谷町での運行事業に参画し、北谷町におけるランドカーの利活用を推進していきます。また、ここで得られる知見を活用し、他の観光地域への展開を目指していきます。
現在、ヤマハ発動機株式会社および子会社のヤマハモーターパワープロダクツが企画・製造するランドカーをベースにした、公道走行が可能な「美浜シャトルカート」が北谷町に配備されています。これらを活用し、観光地を身軽に移動できるシャトルサービスが稼働中です。
"美浜シャトルカート"は、公道ルート、海沿いルートの2ルートで運行されています。(※運行日/運休日、運行時間はサイトにてご確認ください) 最大5名定員で、約10分間隔で運行します。北は、うみんちゅワーフから、南は、美浜アメリカンビレッジに隣接したサンセットビーチまで、観光エリア内の快適な移動に便利な自動走行カートです。サンセットビーチは同じく北谷町内にあるアハラビーチと共に県内屈指のサンセットスポットとして有名です。
■公式サイト「美浜シャトルカート」 https://www.chatamobi.com/
これまで、2016年より、経済産業省及び国土交通省により遠隔型システムによる自動運転車の技術・サービスの実証実験が北谷町にて進められてきました。2021年春にはその成果を生かし、北谷タウンマネジメント＆モビリティサービス合同会社による無人自動運転移動サービスが運用されています。今回の無人自動運転移動サービスでは、遠隔操縦室にいる1名の運転手がシステムを用いて運転手の乗車しない2台の自動運転車（当面は安全確認のため保安要員も乗車）を、同時に監視・操作する形での運行です。使用する自動運転車は、福井県永平寺町で、国内で初めてレベル３の認可を受けた車両と同等の機能を有し、観光用途の自動運転車両としては先進的な車両です。
"海沿いルート"で走る自動運転の美浜カート
当社グループが推進するグリーンスローモビリティビジネスは、高齢者をはじめ交通弱者と呼ばれる方々の移動手段に、また観光客の利用にと、ランドカーを軸とした活用が期待されています。今後も日本各地で、いわゆるラストワンマイルの提供にむけ、さまざまな用途・視点での導入を推進していきます。
電動、低床、コンパクト、開放感がチャームポイントのランドカー
■ヤマハ発動機グループのグリーンスローモビリティ特設 サイト
https://www.yamaha-motor.co.jp/golfcar/GSM/
北谷での観光客の方の移動手段の提供のほかにも、高齢化が急速に進む日本での地域住民の方々の移動確保・社会参画促進など、幅広い用途に活用できるのが"グリーンスローモビリティ" ※です。あなたの「まち・町・街」で、使われているかもしれません！特設サイトものぞいてみてくださいね。
※：グリーンスローモビリティ：電動で、時速20km未満で公道を走る4人乗り以上のパブリックモビリティ
■お問い合わせ先
・乗車体験について
北谷タウンマネジメント＆モビリティサービス 合同会社
TEL:098-926-1210 (平日のみ 10:00 ～ 18:00)
・車体について
ヤマハ発動機株式会社 技術・研究本部 研究開発統括部 先進システム開発部 事業企画Gr
TEL: 0537-21-2554
