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【ニュースレター】地域にも愛される「SUGOブランド」の確立に挑戦

明るく開放的な内装は、「ガレージがモチーフ」とカフェ営業部の本田さん

地域に寄り添い、共存共栄を目指すカフェ
 「オープンして最初の週末には約500人のお客さまに来店いただきました。SUGOの施設利用者が3割、村田町や仙台市など県内外からのお客さまが7割。客層もお子様からご年配の方まで幅広く狙い通りです」と話すのは、ヤマハ発動機グループの一つ、スポーツランドSUGOのカフェ営業部・本田義幸さん。前職はホテルマン、その経験と知見を生かしモータースポーツを意識させながら、誰もがくつろげるスペースを構築、スポーツランドSUGOに新風を吹き込みました。
 モータースポーツ施設にカフェを作ったのにはさまざまな理由があります。「私たちは、モータースポーツに関わる方々からは必要とされていると感じていますが、村田町、仙台市、宮城県の人々に愛されるブランドであるかは疑問でした。そこで、地域と当社を結びつける接点としてSUGO CAFÉプロジェクトを立ち上げ、4月7日にオープンしました」
 主な特徴の一つがカフェで提供するメニュー。「村田町の発酵文化に着目し、味噌や酒粕を使った85(発酵)カレー、710(納豆)ボロネーゼを開発。今後はカフェが起点の企画を展開し、日常的に人々が集う機会を提供しつつ、モータースポーツやモーターサイクルへの興味を高める仕組みを作りたい」と意気込みます。

テラス席も備えるカフェは60席。2階は管理事務所

地域貢献と社内活性で新規ファン獲得に邁進
 地域貢献を意識した取り組みはSUGO CAFÉが最初ではありません。2021年から村田町の教育委員会と協力し、小学生への交通安全教室とモーターサイクル乗り方教室を開始。またプロのライダーを招聘し、夢や目標を持つ大切さを伝える「夢教室」を実施。村田町の未来に貢献しつつ、子どもたちが義務教育を終えるまでにモータースポーツやモーターサイクルに触れる機会を作りました。
 2022年には新コンテンツとしてアジアロードレース選手権という二輪レースを招致、多くのファンに加え海外から約500人の関係者が来日し地域を潤すことにもなりました。さらに今年の4月1日、東北におけるモータースポーツの聖地としての価値を高めるべく、ヤマハモーターパワープロダクツ株式会社からレーシングカート事業を引き継ぎました。
 遠藤渉社長は、「私たちは二・四輪の全日本格式のレースをすべて開催している日本で唯一の施設であり、モータースポーツ関係者からSUGOのレース運営は高い評価を集め、全社員が誇りに感じています。一方、モータースポーツは敷居が高いと感じられており、女性や子どもなど新規ファンの獲得が必要です。カート事業もカフェもそのための一手ですが、各部門がカフェを中心に連携し、その効果を最大化する社内活性にも期待しています」。2025年に50周年を迎えるスポーツランドSUGO。幅広い人々から愛されるブランド確立に向けた挑戦は続きます。

「仙台のサッカーや野球チームのように、地元で愛されるSUGOを目指す」と遠藤社長

■スポーツランドSUGO 
https://www.sportsland-sugo.co.jp/

■広報担当者より
去る3月25日、スポーツランドSUGOから程近い菅生パーキングエリアにスマートインターチェンジが開通。その時の発表資料には効果として「スポーツランドSUGOを活用した地域振興」と明記されており、地域からの期待が伺えます。また、取材中には続々とお客さまが来店し、好スタートを切った様子でしたが、笑顔を見せながらも「スタートしたばかり」と気を引き締めるSUGOの皆さんの姿が印象的でした。
本件に関するお問合わせ先
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ 
TEL:0538-32-1145
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