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「魔改造の夜」出場マシン、ヤマハ発動機コミュニケーションプラザに展示中!

 企業や大学・研究機関で活躍する第一線のエンジニアたちが、極限の発想と技術で「生贄(いけにえ)」となる家電や玩具をモンスターマシンに変貌させる技術エンタメ番組「魔改造の夜」(NHK総合/BS4K)。Yマハ発動機の技術者有志2チームがチャレンジしたその放送(4月27日/5月25日)をご覧になりましたか?

 その壮絶かつ破天荒な競技を戦った2チームのモンスターマシンを、現在、企業ミュージアム・コミュニケーションプラザに期間限定で展示中(2023年8月11日まで)。総勢41名の技術者が知恵と情熱を振り絞り、その奇抜なアイデアや繊細な技術を注ぎ込んだ両チームのマシンを間近でご覧いただけます。



■トラちゃんウサちゃん50mリレー
TR22 / US23 干支GP RACING TEAM

 おもちゃのトラとウサギを魔改造し、全長50mを激走するリレー競技。コース中央にテイクオーバーゾーンが設けられ、この区間でトラからウサギにバトンを渡す。Yマハ発動機は本番コースの路面強度に起因するグリップ不足に苦しんで2位となったものの、最優秀悪夢(ナイトメア)賞を獲得。

《マシンの特徴》 開発/製作リードタイムの短縮とコストの低減を目指し、トラ/ウサギ共用の動力機構を考案。「トラは四足歩行でわんぱく全開」「ウサギはウサギらしく走ること」と定められたレギュレーションに合わせ、トラには前後左右の対角線上の脚が連動する位相を、ウサギには左右の後脚を同時に蹴り出す位相を与えている。また、大きな課題であったバトンの受け渡しについては、尻尾でバトンを持ったトラをうしろ向きに走らせ、ウサギの両耳の間に挟んだクリアファイル製メガホンでキャッチするというアイデアを実現した。


■鳩時計ハト入れ
鳩RIDING ACADEMY 鳩Riders

 鳩時計の小さな窓からハトを連射し、頭上8mの高さに設置された直径45cmのゴール(網)に入れたハトの数を競う玉入れ競技。ハトを3回鳴かせた後に射出を開始し、90秒間に100羽のハトを連射する。Yマハ発動機は想定外のさまざまなトラブルに見舞われたが、最後の試技で逆転優勝を飾った。

《マシンの特徴》 左右のローラーの回転を正確に制御するため、電動アシスト自転車「PAS」のモーターを採用。また、同じ姿勢のハトを同じ位置で正確にグリップするようローラーの前後5カ所にガイドを設けている。ハトをローラーに送り込むマガジン式のフィーダーには、磁石がセットされたベルトコンベア機構を採用。100羽全てのハトに手作業で鉄を仕込み、磁力による安定的な供給を目指した。

■関連リンク
 NHK総合テレビ「魔改造の夜」バックストーリーズ
 https://global.yamaha-motor.com/jp/recruit/makaizo/index.html


本件に関するお問合わせ先
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ 
TEL:0538-32-1145
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